ハッピーバレーゴルフクラブ名義変更一時停止のお知らせ

ハッピーバレーゴルフクラブの運営会社マルホ観光開発㈱は、二十六日までに、会社分割で事業を新会社に継承したうえで、事後処理を弁護士に一任した。近く特別清算を申請する予定で負債総額は約八十五億円。
九七年二月期の売上高は七億八千万円に達したが、景気低迷で減少。一部預託金の償還を迎えて資金繰りに行き詰まり、二〇〇〇年四月、約百十億円の負債を抱えて道内で初めて民事再生法適用を申請した。再建を図ったものの、〇八年二月期の売上高が三億五千万円に落ち込むなどで行き詰まった。同社は今年三月、会社分割で伊達山倶楽部(札幌、山下宣彦社長)を設立。ゴルフ場の運営を継承し、会員のプレー権も引き継ぐ。名義変更については一時停止となる予定。